名言・格言・言葉の宝石箱

昨日を越え、明日を掴み、今日を生きるあなたへ

老子の言葉・名言(最上の徳とは)

PR

老子の言葉・名言(最上の徳とは)

老子

古代中国の哲学者。
中国の言い伝えによると、
紀元前6世紀ごろの人物である
とされていたり、神話上の人物
という意見があったり、複数の
歴史上の人物を統合させたという
説もあります。

さらに詳細を知りたいかたはこちら

~老子の言葉~
(最上の徳とは)

 

徳のある人は自分の徳を意識しない
それは得が身についているからだ
徳のない人は徳を意識するため、
なかなか身につかない

だから、
最上の徳は無為であり、
わざとらしいところがない。
低級な徳は有為であり、
わざとらしいところがある。

最上の仁は無為であり、
わざとらしいところがない。
低級な仁は有為であり、
わざとらしいところがある。

ところが最上の礼をわきまえている
人ほど、相手がその礼に応えないと、
腕まくりしてでも、自分の礼に
合わせようとする。
なぜだろう。

つまり、こうじゃないか。
無為自然の「道」が失われて、
その後に“徳”が説かれ、
“徳”が失われたあとに
“仁”が説かれ、
“仁”が失われたあとに
“正義”が説かれ、
“正義”が失われたあとに“
礼儀”が説かれたのだ。
だから、礼儀が説かれだしてからは
無為自然の徳など
どこにいってしまったのさ。

なぜなら、礼儀というのは、
人間のまごころが薄くなったから
できたものであり、
世の乱れのはじまりなのだ。
仁義を形にする礼がはびこるのは、
見せかけだけのもので、
「道」の本質を表したものじゃ
ないんだよ。

そんなものは「道」のあだ花であり、
人間を愚劣にする始まりなんだ。

なぜなら、立派な人間というのは、
まごころの厚いほうにいて、
薄いほうにはいないものだよ。
だから、もう一度、
形ばかりの礼とか知を捨てて、
もとの「道」に戻るしかないのさ。

(引用元:『老子』より)


⇒老子の言葉・名言(現代社会の奢りの原因)
⇒老子の言葉・名言(禍福はあざなえる縄のごとし)
⇒老子の言葉・名言(王者たるものは)
⇒老子の言葉・名言(つつましくある)
⇒老子の言葉・名言(大きな者こそへりくだる)
⇒老子の言葉・名言(小魚を煮るように)
⇒老子の言葉・名言(驕れる者久しからず)
⇒老子の言葉・名言(根っこのようにどっしりと)
⇒老子の言葉・名言(本性を取り戻せ)
⇒老子の言葉・名言(理想のリーダー像)
⇒老子の言葉・名言(何事も“今と、ここ”)
⇒老子の言葉・名言(知っている者は話さない)
⇒老子の言葉・名言(天の綱はすべてお見通し)
⇒老子の言葉・名言(足るを知る)
⇒老子の言葉・名言(本当に偉大なものとは)
⇒老子の言葉・名言(常識の裏に真実がある)
⇒老子の言葉・名言 (頭ではなく心で感じる)
⇒老子の言葉・名言(能ある鷹は爪を隠すように)
⇒老子の言葉・名言(手柄を見せつけない)
⇒老子の言葉・名言(やるだけやったら)
⇒老子の言葉・名言(すべてを活かして使う)
⇒老子の言葉・名言(本当に賢い人とは)
⇒老子の言葉・名言(誰とも争わない)
⇒老子の言葉・名言(知識を増やしてはいけない)
⇒老子の言葉・名言(無理してはいけない)
⇒老子の言葉・名言(赤子のように自然に)
⇒老子の言葉・名言(マイナスがプラスとなる)
⇒老子の言葉・名言(人に怨みを抱かせないように)
⇒老子の言葉・名言(気にしない気にしない) 
Return Top