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老子の言葉・名言(知識を増やしてはいけない)

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老子の言葉・名言(知識を増やしてはいけない)

 


知識を増やしてはいけない

 

あまり学問をしすぎると、
かえって迷うものなんだ。
世間が“よし”というものと、
“ダメ”というものと、
どれだけの違いがあるというのだ。
“よかれ”と思ったことが
悪かったり、“悪い”と思ったこと
がよかったり、一概には決められ
ないものだよ。

 

たしかに、世間で嫌がることを、
無理に通すことはできないさ。
でも、いわせたい者には、
いわせておけばいいんだよ。
いってるほうだって、
たいしたことはいっていない
んだから。

世間の人々は、浮き浮きして
楽しんでいる。
春は花見、秋は紅葉狩りと、
飲んで歌ってのドンチャン騒ぎ。
でも、わたしはそんな喧騒から
離れて、心静かに騒ぐこともない。
ばか笑いをすることもなく、
まるで嬰児のようであり、
しおれた宿無し犬のようだ。

 

みんな裕福そうだが、
わたしは貧乏くさい。
世間から見たら、
のろまで、間が抜けていて、
愚か者に見えるだろうね。
ホントニ、
みんなよく頑張ってるね。
何事も割り切って、
目的に向かって一目散だ。
でも、私はどうも踏ん切りが
つかなくて、
ゆらゆら小舟のように漂い、
吹きすぎる風のように
あてどない。

なんだか、わたしだけが
野暮くさく、わたしだけが
変わり者のようだ。
でも、平気さ。
わたしは大自然の乳母から、
たくさんの英気をもらって、
清々しく生きているのだから。

(引用元:『老子』より)

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