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ことわざ【意味】五十音別た行

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ことわざ【意味】五十音別た行

~た~

 

大器晩成
(たいきばんせい)

【意味】
大器とは大きな器のことで、
大きな器は出来上がるのが遅い、
早く作りあげることができない。
それが大器晩成の本来の意味。
のちにその大器が大きな器量
をもった人物と解され、
大器晩成という言葉は大人物
はその発達は遅いけれども、
のちに大成するという意味に
用いられるようになる。


大山鳴動して鼠一匹
(たいざんめいどうしてねずみいっぴき)

【意味】
大騒ぎをしたわりには結果が
それほどでもないの意味。


蓼食う虫も好きずき
(たでくうむしもすきずき)

【意味】
人の好みは様々であり、
全ての人が同じ嗜好を持つとは
限らないという例え。


狸寝入り
(たぬきねいり)

【意味】
たぬきは人間や動物に追い詰め
られたり、鉄砲の音がしたり
すると、その場に倒れて動かなく
なったりすることがあるらしい。
そしてしばらくすると元の状態
に戻って逃げ出す。そこで倒れ
たと思って近づいてみると、
もうそこにはいない。そこから
寝たふりをすることを狸寝入り
というようになった。


旅の恥は掻き捨て
(たびのはじはかきすて)

【意味】
旅先で、ふだんはしないような
非常識なこと、不道徳なことを
する。旅先では恥さらしなこと
もやってもいい、好き勝手な
ことをしていいといった意味。


食べてすぐ寝ると牛になる

【意味】
口に入れた食べ物をかみながら
横になるのは、牛の反芻に似て
行儀が悪い。そのことを戒めた
言葉。


他力本願
(たりきほんがん)

【意味】
何かをしようとするとき、
自分では少しも努力せずに
もっぱら他人の力をあてに
して待っている。そうした
態度を意味する言葉。


男子は厨房に入らず
(だんしはちゅうぼうにはいらず)

【意味】
男子たるものは台所に出入り
するものではない。家事にとやかく
口を出すべきではないという意味。


血は水よりも濃い

【意味】
親族の絆は他人のそれよりも
強い。あるいは他人に対して
より身内の者に対してのほうが
情は湧くことをいう。


塵も積もれば山となる
(ちりもつもればやまとなる)

【意味】
小さな塵でもそれが積もり
積もれば山となるの意味。


月とすっぽん

【意味】
似ているようで、実は非常に
違いがあることを例えて使う。

 

 

月夜に釜を抜かれる
(つきよにかまをぬかれる)

【意味】
ぼんやりしていたために、
不覚をとることの例え。


鶴の一声

【意味】
雀のようなつまらないものの
千言よりも、鶴のような優れた
ものの一言のほうがまさっている
という意味。


鶴は千年亀は万年
(つるはせんねんかめはまんねん)

【意味】
鶴と亀は寿命が長いと信じられ、
古来めでたい動物とされている。
鶴は千年亀は万年といえば、それは
めでたいことを意味する。


亭主の好きな赤烏帽子
(ていしゅのすきなあかえぼし)

【意味】
主人が好むならどんな異様なもの
でも、家族はその趣味に同調しな
ければならないことの例え。


天災は
忘れたころにやってくる

【意味】
天災はそうたびたびは起こらない。
だからその恐ろしさややがて忘れ
去られ、人々がすっかり忘れ去った
ころ、また起きるの意味。


天高く馬肥ゆ
(てんたかくうまこゆ)

【意味】
秋になると空が高く澄み渡り、
馬もよく食べて逞しくなる。
心身ともに爽やかで、気持ち
の良い気候の意味。


天は自ら助くるものを助く

【意味】
天は他人の力を借りないで、
自身で努力するものを助ける
という意味。


灯台もと暗し
(とうだいもとくらし)

【意味】
よそのことはよく知っているのに、
身近なことは案外わからないと
いうことがある。それをたとえて
灯台もと暗しという。灯台のその
すぐ下は暗いところから生まれた
ことわざ。


遠くて近きは男女の仲

【意味】
遠いように見えても、
きっかけさえあれば男女は
一気に深い仲になる。


遠くの親類より近くの他人

【意味】
遠方の親類よりも近所の他人
のほうが、何かのときの頼り
になることをいう。だから
近所付き合いは大切にせよの
戒めの言葉。


時は金なり

【意味】
時間は貴重なものである
という意味。


屠所の羊
(としょのひつじ)

【意味】
刻々と死期が迫ること。
あるいは不幸に直面して気力が
なくなり、悲しみに打ちひしがれ
た者のことの例え。


年寄りの冷や水

【意味】
老人が身に似合わぬ危険なふるまい
をしたり、不相応な行為をしたり
することを例えたもの。


取らぬ狸の皮算用
(とらぬたぬきのかわざんよう)

【意味】
将来の不確実なことをあてにして
あれこれ計画をたてることを例え
たもの。

虎は死して皮を残し、
人は死して名を残す

【意味】
生前から自分の名誉を大切に
しなければならないの意味。


団栗の背比べ
(どんぐりのせいくらべ)

【意味】
どんぐりの大きさはどれも
ほとんど同じで背比べをしても
甲乙の判定ができないことから、
どれも平凡で変わりばえがしない
ことの例え。


鳶が鷹を産む
(とんびがたかをうむ)

【意味】
平凡な親から優れた子供が
生まれたとき「鳶がたかを
生んだ」などという。


鳶に油揚げをさらわれる
(とんびにあぶらあげをさらわれる)

【意味】
当然自分のものになるはずのものを
不意に横取りされるということが
ある。それをたとえていう。

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