名言・格言・言葉の宝石箱

昨日を越え、明日を掴み、今日を生きるあなたへ

高橋是清の名言集

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高橋是清の名言集

一足す一が二。二足す二が四だと思いこんでいる秀才には生きた財政は分からない。


人間にも神の心はある。その心が人間の中に輝き出す時、人はさながら神となり、地上はこのままに一つの楽園となる。


どんな苦難に直面しても、常に人生を楽しめと説いたのである。おのれの運を信じ、楽観的に物事を見る。そこから拓ける道がある。


他人から見てはうらやましがられるような境遇にいる時でも、自分に重きを置くことをしなかったため、特別によろこぶ気も起らない。


不平を起こすぐらいなら、サラリーマンたる己れを廃業して独立するがよい。独立してやれば、成敗いずれにせよ、何事も自分の力量一杯であるから不平も起こらぬだろう。けれども、この独立ができないならば、不平は言わないことだ。


栄枯盛衰は、人生の常である。順境はいつまでも続くものではなく、逆境も心の持ちよう一つで、これを転じて順境たらしめることもできる。


経済発展には、これまでの武官重視から実業人重視に切り替えねばならない。それでなければとうてい、国力の充実、伸長はない。


人間がこの世に生を受けた以上自分のことは自分で処分し始末すべきである。


資本も豊富でなければ、外国と比べて見て資本が少なければこれも対抗して行く訳にはいかない。労働もその通り労働者の能率が外国の労働者に劣つて居つた場合には、我が国の生産品が外国の生産品に負ける結果になるのである。

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