名言・格言・言葉の宝石箱

昨日を越え、明日を掴み、今日を生きるあなたへ

清少納言の名言(人間関係編)

PR

清少納言の名言(人間関係編)

にくきもの、急ぐことある
折りに来て長言する客人。

清少納言(せいしょうなごん)
出典『枕草子』

Amazonで探す関連書籍

⇒清少納言の名言集を読む

【意味】

急ぎの用事のあるときにやって
きて、長居をする客は憎らしくなる。

訪ねてきた客に帰るようにとは
言い出しにくいもの。

長電話もご用心。

【感想】

良くも悪くも人間は自分中心に
生きている。

それだけに人の都合を忘れて
自分がかけたいとき、訪ねたい
ときに心のままに行動し迷惑を
かけていることにも気づかない
ことが多い。

ただ、憎らしいと思う前に、
家に入れない方策を考えてみる
のも大事かもしれない。

物騒な世の中であっても未だに
呼び鈴を押されると反射的に
扉を開けてしまう人というのは
多い。

訪ねてきた人には応えるのが
義務のように感じているのか、
必ず出てしまう人だ。

これは考えなければいけない。

本当に用事のある人間は、
そして、家にまで訪ねてきて
欲しいほどの人間には、人の
家を訪ねる前に相手の意向や
都合を確認するという思いやり
のある人を選びたいものだ。

訪ねてくるのも自由気ままなら、
それに対応するかしないかを
決めるのも自由なはず。

嫌いになる前に、相手にそれが
どれだけ迷惑行為になるかを
それとなく諭すような付き合い
をできるか、そちらのほうが
よほど重要かもしれない。

⇒人間関係に役立つ名言集に戻る

Return Top