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伊藤左千夫の名言(苦難を乗り越える)

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伊藤左千夫の名言(苦難を乗り越える)

天下何事か研究せずして
発達するものあらんや

伊藤左千夫(いとうさちお)
出典『新歌論』

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【意味】

何事も一生懸命追求しなければ
発見も上達することもない。
物事なんでも必死に取り組んで
いれば、見えてくるものがある。

小さな努力が発展につながるのだ。

【感想】

もしかしたら我々はあまりにも
簡単に一生懸命という言葉を使い
すぎているのかもしれない。

一生懸命という文字には命を
懸けるという言葉が入っている。

とてもではないが、命懸けの
何かをしているとは言い難い。

少なくとも自分はそうだ。

落胆した次の瞬間にはでも、
命懸けでやったらどうなるかな
という期待が生まれる。

人間死んだ気になったら相当の
ことができる。それはみな一度
は考えたことがある楽しい空想
ではないだろうか。

死んだ気になったら、死んだ気に
なったら・・・

天災や事故で一命を取り留めた
人にとっての人生というのは、
おそらくそういうことなのだろう
と思う。

あの時に自分は死んでいたかも
しれない。だとしたら今あるこの
命はなにか。

どういうわけで助かったのか。
まだ自分にはこの世での仕事が
あるのだと言われているようだ。

それが使命なのか天命なのか
わからないけれど、必死になる
なにかがあるということは実に
幸福なことである。

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