ひろはまかずとし
出典『生きつづけてこそ』

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【意味】

どんな小さなことでも自信を持って
行動してみよう。

だんだん輝いていく自分がわかって
くるはず。

【感想】

準備をしていないと人はどうにも
落ち着かない。

おどおどして早く家に帰りたい
気持ちでいっぱいになる。

郵便局へいくだけだからと
パジャマの上に長いコートを着て
冬だから大丈夫とタカをくくって
いる時に限って久方ぶりの友人に
遭遇し、せっかくだからお茶でも
しましょうと誘われ青くなる。

外に一歩出たらこんなこともある
わけだけど、想像しなかったとこ
ろに準備の甘さがある。

この甘さが嫌いではないのだけ
れど、仮にお茶をしたくて仕方の
ない相手だった場合、パジャマ
姿でコートを脱げない自分を誰より
自分が一番しているわけだから、
いちいち言動がおかしくなる。

暑いわねこの店と言われても、
コートを脱ぐわけにはいかないから
「そうかな」ととぼけて、額に汗
を流しながらコーヒーを飲むという
笑えない時間を過ごすことになる。

つまらない例え話になってしまった
けれども、準備をすることで得られ
る自信というものがあることを
身近な例としてあげてみた。

自信を持つというよりは、自信が
持てなくなるようなことはしない
に限る。

準備とは自分が嘘をつかないですむ
場面を減らすというだけでも大事
なことだと思う。

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