ウィリアム・ライアン・フェルプス

 

【感想】
すぐに成果の出ないものは退屈だ。

でもだからこそ、その退屈を超え
日々継続できたものにだけ得られ
る喜びというものがある。

人は成功者を観ると、その人が
まるで生まれながらの、選びぬか
れた成功者のような羨望の眼差し
で見つめるけれども、その人たち
にとっては、毎日が退屈や失敗の
連続だったかもしれないことを
本当は想像することが必要なので
ある。

今の世の中、打ち込める仕事を
見つけられたらそれだけで宝で
ある。

仕事に打ち込めたらどんなに
いいだろうと思いながら、人は
理不尽な面接や就職試験や親の
エゴに翻弄され漂流している。

しかし申し分のない仕事を待ち
望んでいるうちに、短い人生は
終わりを告げるかもしれない。

どんなものにも光と影、良い面
と悪い面があるのだから、光を
見つけて今日の仕事にまずは
打ち込んでみよう。

そこからまた見つかるものが
あるかもしれない。