土光敏夫

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【感想】
説明不要の名言である。
ともすると人は幸せを感じられない
のはみんなが自分を幸せにしてくれ
ないからだと、どこかで自分以外の
誰かに責任転嫁してしまう。

だけれども、これ以上自分次第の
ものも他にないくらいである。

何不自由ない豪邸でただ一人虚無に
巻かれて天国へ行くのが幸せか、
それとも、

たとえ戦火の中であっても愛する
人と手と手を取り合って、最後の
最後まで命尽きるその瞬間まで愛の
言葉を口にしていた人間のどちらが
幸せかということは、誰にも決める
ことなどできないものである。

幸せかどうかは自分が決めること。

他人から言われることでも、
他人に言わせることでもない。

 

あなたが幸せだと思えば、
それが幸せというものである。

愛は条件じゃなく、
心の居心地ということだ。