名言・格言・言葉の宝石箱

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バートランド・ラッセルの名言・格言集

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バートランド・ラッセルの名言・格言集

 


愛情を受け取る人間は、一般的にいえば、愛情を与える人である。


幸福の秘訣は、こういうことだ。あなたの興味をできるかぎり幅広くせよ。そして、あなたの興味を惹く人や物に対する反応を敵意あるものではなくできるかぎり友好的なものにせよ。


世論に対して関心を示さないのは、まさに一つの力であり、幸福の源泉である。


実際、人類の大半が愚かであるということを考えれば、広く受け入れられている意見は、馬鹿げている可能性のほうが高い。


嫌いな人間、国家、信条がなければ、大抵の人は幸せになれない。


一貫して変わらぬ目的を持つことは、必ずしも人生を幸福にするとはいえないが、このような目的を持つことは、幸福な人生のためには不可欠な条件のひとつであることは間違いない。


恋愛のために出世をすべて犠牲にするのは、痛ましくも英雄的である場合もあるが、愚行であろう。だが、出世のために恋愛をすべて犠牲にすることも同じく愚行で、けっして英雄的ではない。


戦争は誰が正しいかを決めるのではない。誰が生き残るかを決めるのだ。


何事も絶対確実だと思い込んではいけない。


あなたが何を信じようと、慎みを忘れてはいけない。


人間、関心を寄せるものが多ければ多いほど、ますます幸福になるチャンスが多くなり、また、ますます運命に左右されることが少なくなる。かりに、一つを失ってももう一つに頼ることができるからである。


幸福な生活とは、その大部分が静かな生活であることにかかっている。なぜならその静かな雰囲気のなかでだけ、真の喜びは生き続けられるのだから。


因襲にぜんぜん屈服しない男女から成り立つ社会のほうが、みんなが画一的になるような社会よりも面白い社会であろう。


現実の人生というのは、大抵の人にとっては、じつに長い次善の人生である。つまり、理想と可能性との永遠の妥協である。


あきらめには、二つの種類がある。一つは絶望に根ざし、もう一つは不屈の希望に根ざすものである。


本当に心を満足させる幸福は私たちのさまざまな能力を精いっぱいに行使することから、また私たちの生きている世界が充分に完成することから生まれるものである。


行いの悪い者に腹を立てるのは時間の無駄である。動かない車に怒るのと同じようなものだから。


世界の災いの一つは、何か特定のことを独断的に信ずる習慣である。理性的な人間なら、自分が絶対に正しいなどとむやみに信じたりはしないだろう。私たちは常に、自分の意見にある程度の疑いをまじえなければいけない。


最も優れた愛は、互いに命を与え合うものである。

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