浪費とは、貧者が物惜しみしないことを言う。

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怨恨は愛情に劣らず浮気である。

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怠惰は、おだやかな無力から生まれるものである。

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高慢は弱者の慰めの手段である。

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偉大な思想は胃袋から生れる。

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心変わりせぬことは、恋愛の妄想である。

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われわれはわれわれ自身を冷笑しないために多くのものを冷笑する。

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偉人たちが偉大なことを企てるのは、彼らが偉大だからである。しかるに、馬鹿者たちが偉大なことを企てるのは、それを容易だと思い込むからである。

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戦争は、従属ほど負担が重くない。

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老人の忠告は光を与えるが温めない、冬の太陽のように。

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軽蔑の中には、自分の名誉を危うくしないために、感じないふりをせねばならない軽蔑がある。

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人類の間に秩序が支配しているのは、理性と徳がいちばん強いものであるという証拠である。

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嘘つきは、あざむく術を知らない人である。へつらう人間は、愚かな人々のみをあざむく人である。

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虻が刺したくらいでは威勢よく走っている馬をとめることはできない。

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運命の悲しみと悦びとは自然の声に黙す。

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平等は自然の法則ではない。自然はなにひとつ平等なものをつくってはいない。自然の法則は服従と隷属である。

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人を讃美すると、しばしばその人を損ねる。というのは、讃美にはその人の真価に限界があることが示されるからである。

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人は大きな計画を軽蔑する。その計画を大成功させることが、自分にはできないと感じるときに。

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最も笑うべき、最も向こうみずな希望が、ときとして異常な成功の因であった。