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聖徳太子の名言

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聖徳太子の名言

和を以て
貴しとなす

聖徳太子(しょうとくたいし)
出典『憲法十七条』

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【意味】

調和を守ることが大切である。
人と摩擦を起こさないように自分を
曲げたり、妥協して安易に済ませよう
という関係ではいけない。

切磋琢磨できるような人間関係を
心がけよう。

【感想】

一見矛盾しているように聞こえる
けれど、調和というのは、決して
自己主張することなく我を隠せと
いっているわけではない、妥協
して我慢して生きろというわけ
ではないのだということに気づか
される。

調和というのは、こびへつらった
り、自分の心に嘘をついてまで
和を保つということではなく、
あくまでもバランスということ
なのだろう。

調和とただ言われてもその良さを
表現するのが難しいけれど、
たとえば、音楽グループなどでも
ドラムにキーボード、ベースに
ギター、そして歌と、それぞれが
相手の領域を侵すことなく、自身
のパーツに専心していると見ること
ができるバンドほど解散すること
なく長続きしている。

これはどういうことだろう。

調和というのは、対等でありながら
互いを尊び、互いを生かし合う関係
ということがいえそうである。

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