名言・格言・言葉の宝石箱

昨日を越え、明日を掴み、今日を生きるあなたへ

城山三郎の名言集

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城山三郎の名言集

 


心労の伴わないものは、単なる労働なのだ。


善き戦争はなく、悪しき平和というものもない。


厳しいことを言えば、我が道がわからないなどというリーダーはもう辞めた方がいい。目先のことしか見えていない人、ましてや拝金主義やエゴにまみれた人は、人の上に立ってはいけない。


いつのころからか、私は「この日、この空、この私」と書くようになった。人生、考え出せば、悩みだせば、きりがない。「この日、この空、この私」といった気持ちで生きるしかないのではないか、と。


記録でなく、気分で旅する。そして、取材の旅、つまり人間を追う旅。私の旅は、この二種ぐらい。その代わり、気軽に、足腰軽く出かける。そういうものだと思って出かける。


壁があると思えば、本当に壁が立ちふさがってしまう。


どんな事態にも、第三の道がある。そう思えば、人生にも新しい風が吹いてくるのではないか。


楽観も悲観もない。人間のつくるもので100パーセントうまく行くなんてものがあるはずがない。


大人が一年間ムキになってやれば、たいていのことは、りっぱな専門家になれます。


そうか、もう君はいないのか。


人生の姿勢は、無用のときは、小さく低くしておくに限る。


背伸びして視野をひろげているうち、背が伸びてしまうこともあり得る。それが人生の面白さである。


だめでもやっていれば、必ずできる。やめれば、永久にできぬ。ただそれだけのことさ。


あれこれ考えるより、つくるのが先決だ。まずいところがあれば、動かしながら直して行けばいい。


昨日はないが今日があり明日がある。


人と人の心をつなぎとめるのは、やはり人の心である。


心が変わるのは人間であるからだ。弱くあわれな人間だからだ。


プロフェショナルとは、心構えだけでなく、習練による技術が伴うものでなければならない。


この世の中には、あきらめなくてはならないことなんて、ひとつもない。


人間にも燃料がいる。たくさん食え、うまいものを食え、おいしく食え。


ものには退くべきときというものがあります。土壇場へ行ってからでは、もう誰も救ってくれませんよ。


出世でこり固まった男もおもしろくないが、出世をあきらめた男も魅力はない。


人間の言葉は、所詮語るその人の世界しか語らない。


大病にせよ、大失敗にせよ、人生のすべてを観察というか、好奇心の対象として眺めるゆとりを持つ限り、人は必ず再起できるものなのだ。


サラリーマンというのは達磨と同じなのだ。手をもがれ、足をもがれていくうちに、最後に円満になって落ち着く。辛抱して達磨さんになるのだ。


背伸びして視野をひろげているうち、背が伸びてしまうこともあり得る。それが人生の面白さである。


人間にはいつも四人の人間が住んでいる。一人は探検家、一人は芸術家、もう一人は戦士、四番目は判事。この四人が正常に機能している人が、一番素晴らしいリーダーになれる。

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