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椎名麟三の名言(苦難を乗り越える)

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椎名麟三の名言(苦難を乗り越える)

現在が堪えがたいからといっ
て、希望のない者には改善な
思いがけないことだ。

椎名麟三(しいなりんぞう)
出典『深夜の酒宴』

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【意味】

希望がなかったら生きる勇気も
湧いてこない。

辛いこともあるけれども、いつかは
道が開けるはず。

気持ちを入れ替えて、できること
から始めよう。

【感想】

夢を持とうまではいいけれど、
叶えてこそ夢、という言葉には
少し暴力的な響きを感じる。

夢を持つ大事さというものは
みんなそれなりに理解している
けれども、夢は叶わなければ
夢ではない、と言い切る人に
限って、すでに結果が伴い、
それなりの評価を得ている
場合が多いからだ。

夢は叶えばそれはそれに越した
ことはない。

けれども、抱いた夢のすべてが
叶うという考え方はどうか。

思い描く夢と、それに必要な
身体的、経済的、潜在的能力の
すべてが必ずしも合致することは
稀であるし、運も大いに加担する。

叶わないのでは意味がないような
夢の抱かせかたでは、むしろこの
人生を生きるのにマイナスに働く
こともあるのではないかと心配に
なってしまう。

夢を持ち、希望を持つことは大事
だけれど、夢が叶わなかったから
といってその人生がつまらない
ものであったり、価値がないという
ことにはならないということを
教えることのほうが、ずっと大切
なのじゃないだろうか。

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