名言・格言・言葉の宝石箱

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林語堂の名言・格言集

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林語堂の名言・格言集

林語堂(りんごどう)1895〜1976
中華民国の文学者・言語学者・評論家


よき旅人は、自分がどこへ向かうか知らない。完璧な旅人は、自分がどこから来たかを知らない。


世の中で最も不幸なのは、したいことが見つからない人である。本当の幸せは、自分の仕事をしっかりしたあとで休養をとってリフレッシュする人のもとに訪れる。


真実の文字は、「人間はこんなに不完全だ」からくる闘争を明らかにする。 われわれ人間は、悪事のできない天使でもないし、 高価な大望を抱くことのできない動物でもない。人間の闘争は続く。


私たちの人生は、神の手にゆだねられているのではなく、料理する人間にゆだねられている。


人間の教養とは、本来は閑暇の産物である。それゆえに、教養の法は必然的に優遊の法である。


この世の中で本当に喜びを与えてくれるものはいくつあろうかと指折り数えてみると、決まって最初に指を折らねばならぬものは食べ物であることに気づく


希望とは田舎にある道のようだ。そこに今まで道はなかったけれど、たくさんの人たちがそこをあるくとき、道が現われる。


物事を完成させるという尊い考え方と共に、手をつけずに放っておくという尊い考え方もある。人生の知恵の本質は、不必要なものを取り除くことにあるのだ。


幸せの秘訣は、自分が思う存分力を発揮できる仕事をみつけることである。


自分と違う者に、なろうとしないこと。


自然界のものは、みんなブラブラ遊んでいるのに、人間だけがあくせく働いている。そして檻に入れられて飼い慣らされるように、文明と複雑な社会に強いられて働き、食うことのために、頭を悩まさねばならない。


自分の仕事が自分に適していて好きだということは、われわれの望みうる最上のことである。


人生の黄金時代は老いて行く将来にあり、 過ぎ去った若年無知の時代にあるにあらず。


ユーモアの重要性を忘れてはならない。ユーモアのセンスは我々の文化生活の内容と性質を変える。現代人は、あまりにも生活を深刻に考えすぎる。


食人種は敵を殺して食うのに対し、文明人は敵を殺して葬り、その遺骸の上に十字架を安置し、その霊魂のために祈りを捧げる。

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