名言・格言・言葉の宝石箱

昨日を越え、明日を掴み、今日を生きるあなたへ

起きて半畳寝て1畳

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起きて半畳寝て1畳

起きて半畳
寝て1畳

【意味】
人間が必要な広さは、起きている
時が半畳で、寝ても一畳あれば
足りる。

贅沢(ぜいたく)は慎むべきで
あるという教え。
【感想】
好きなことわざだ。

世の中には一つでも多く、
少しでも大きくということに
命をかけていると思われる人が
少なからずいる。

豪邸拝見などたまにテレビで観て
いても、夫婦二人暮らしだという
のに使い切れないベッドルームに
バスルーム、車は5台といった
ような、贅の限りを尽くし、それを
披露することに人生のすべてを賭け
ているかのように見える。

資本主義社会なのだからお金がある
ものがどれだけ着飾ろうが、物欲に
溺れようが人の勝手じゃないかと
言われればそれまでだけれど、見て
いて痛々しいなと思う。

どれほど溜め込んでみたところで、
われわれは体一つしか入らない
棺桶に入れられ焼かれてしまう。

だからこそ生きている間だけでも
モノにまみれて贅沢したいのよと
いうならもう何も言わない。

けれども、集めた多すぎるそれら
金品財宝、家具調度品の数々を
死後、誰が引き受けるのだろう。

生前整理という言葉があるけれど
自分で集めたものは、自分が始末を
するというけじめが必要ではない
だろうか。

だとしたら、体一つが休める場所
に移動手段、そして金品で十分な
はずである。

人に見せびらかすための贅沢に
一生を費やすには、人生はあまりに
も短すぎる。

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