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武者小路実篤の名言(苦難を乗り越える)

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武者小路実篤の名言(苦難を乗り越える)

本当にころがった者は起き
上がる時は何か得をしている

武者小路実篤(むしゃのこうじさねあつ)
出典『愛慾』

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【意味】

必死に努力している人は困難な目に
あってもそれを乗り越えることで、
なにか人生に役立つものを得ること
ができる。

人生は常に真剣に取り組まなければ
ならない。

【感想】

真剣という言葉には何の新しさも
珍しさもないけれど、思えば凄い
言葉だ。

「本気で物事に取り組む様」の
ことを指すこの言葉、口にすれば
するほど、そう簡単に口にしては
いけない言葉に思えてくる。

本物の剣(つるぎ)を簡単に振り
回すのだから、使い方次第では
大怪我をする。

大体にして本気とはどういうもの
かわかるほどに、本気を出したこと
があるのかと不安になってくる。

自分のことだからつい甘くなり
いつだってそのときは真剣だった
と言いたいところだが、本当に
本気で取り組んだなら幾度かの
転職はなかったかもしれない。

理不尽なことに耐えられない自分
に忠実ではあったかもしれないけれ
ども、その理不尽きわまりない
仕事に本気で取り組んだと言えるか
と問われれば、身が小さくなる。

本気で取り組んだものは時間を経て
も体のどこかにその記憶が染みこん
でいる。

忘れられないし、忘れたくないと
いう気持ちも強い。

限られた貴重な時間を使うなら、
物事はなんでも真剣にならなければ
人生の無駄遣いになってしまう。

心に刻みたい。

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