名言・格言・言葉の宝石箱

昨日を越え、明日を掴み、今日を生きるあなたへ

松永安左エ門の名言・格言集

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松永安左エ門の名言・格言集

人事というものは尽きるところがない。中途半端で投げ出して、我は人事を尽せりという人の了見がわからぬ。死ぬまで事は片づかぬ。天があるものか。命があるものか。そんな他人様にかかわりないのが人間の活動力であり、実行力であり、魂というものだ。


自己の生活を自己の力で確立することが出来たら、次は他人のため、社会のために、近い周囲からさらに遠く広く、出来るだけ奉仕するのである。これが出来れば、その大小広狭を問わず、その人の生涯はまことに立派な大成功といえよう。


同じ物でも考え方ひとつ。やるやつはやるように考えるしへこたれるやつはへこたれる方へ考えてしまう。


どうせ人間、欠点もあれば長所もある。欠点はある場合は長所、長所も欠点になる。幸運は幸運にあらず、不運も幸運に通ずと思うからいっこうに気にならない。


世の中には人を馬鹿にしたがる奴と、馬鹿にされることを気に病む者とがある。いずれも馬鹿な話で、世渡りには、人を馬鹿にしてもいけないし、馬鹿にされても馬鹿にならぬ、その心がけが大切だ。


勝ち負けがあるからには、いつも必ず勝たねばならぬとは限らぬ。負けても良いし、むしろ負けるが勝ちという場合が多い。勝ち負けの結末は、上手に勝てばそれにこしたことはない。上手に勝てなければ、むしろ上手に負けた方がいい。


失敗によって人は鍛えられる。


意気地さえあれば失敗などということは人生にないと思う。そして、失敗によって人は鍛えられるのだ。


実際に、何事でも下から叩き上げたものが一番強い。


人間の値打ちを人間が決めるとは何ごとか!


ひとつの力を養ったら、二の欲を出せ。二の力を得たら、三の欲を出せ。人間は決して小成に甘んじてはならない。だが、小成を馬鹿にしてはならぬ。


人間の飛躍というのは、自分みずからが制限して思い切ってやらないので、できないんです。


人間、体当たりでぶつかれば、おのずと知恵も力も出よう。

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