お金を使うべきは「体験」。仮に身一つで逃げないといけない時、物は持っていけない。だけど、体験は持ち運べる。本当の意味で財産だ。
たとえ万の学びを重ねても、実行されなければ何の結果も生まない。学ぶことが目的ではない、実践が目的。ここを取り違えないこと。
まず決定せよそれから決定を実現する手段を考えよ。
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差別化というと、多くの社長はまず中身で差別化しようと考えがちです。中身で差別化すること自体は私も否定しません。しかしそれは二の次、三の次で構いません。何よりもまず目で見えるところを差別化すること、それが大切です。差別化は目で見て認識できなくては駄目です。これは他社との競争の基本です。
我が社の社員が辞めない理由は簡単です。そもそも採用の時点で「辞めない人」を見極めているからです。わたしの価値観を共有し、すみやかに我が社の文化になじめると見込んだ人を優先して採っている。だから辞めない。
失敗する可能性があっても、リスクを取って前に踏み出すからこそリターンがある。仮に失敗しても、すぐ軌道修正すればいい。失敗してすぐ取り返せるから心配する必要はない。
達成感や成功体験を得られれば自信がつくもの。少しずつ自信を積み重ねれば、少々の逆境にもへこたれない心が育つ。
学校は記憶力によって優劣が決まる世界です。しかし、ひとたび社会に出ればそんなものは通用しません。なぜなら社会は判断力の勝負だからです。どんなに知識を持っていてもそれを生かして自分自身で判断し行動できなければ何の役にも立ちません。
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どうして行動できないのか。理由は簡単です。困難なことから始めようとするからです。行動のためのヒントはここにあります。つまり「困難なことは後回しにする」です。難しいことをひとつやり遂げるよりも、誰もができる簡単なことをたくさん実行していく方が効果的です。
人間は、言ってもやらない、従わないものなのです。だから、実行させたいと思ったら、嫌でもせざるを得ない状況をつくることです。
世の中のトレンドが変わっているのに、「人が来ない」「ものが売れない」「銀行がお金を貸してくれない」などと文句を言う。しかし、世の中は「我が社の都合」に合わせてくれないもの。
今日役に立つことをやらないでどうして将来があるんですか?10年後のことを考えて勉強しても3年後に会社が潰れたら意味がないでしょう。今できることをやらないで将来はないんです。
小さな改善であれば週にひとつは実行できるはずです。すると1年間で52個の改善が積み重なることになります。そのとき組織は大きく変わります。
人には、それぞれの器がある。コップには容量以上の水は入らないのと同様に、人材教育も一定の量を超えると無為にあふれ出てしまう。人材教育をするには、器の拡張も常にセットで行う必要がある。コップをドンブリに、バケツにしていかなくてはならない。
数字を分析しただけで満足してしまう人もいますが、それでは数字を読んでいないのと同じです。分析結果を次のアクションにつなげてこそ、数字を読む本当の意味があります。
人を見るとき「新しい事にチャレンジしようとするか」を私は重視しています。どんなことでもやる前から「良いか、悪いか」などわかりません。とにかく一度はやってみて良ければ続ければいいし悪ければ止めればいいだけの話それをやらずにいるようでは一歩も進歩がありません。
人材力が企業力に直結するのは、程度の差こそあれ、どんな企業にも当てはまる普遍の真理です。戦力となる人材を育てることは上に立つ者の大切な責務です。であればこそ、社長は、何はさておいても効果的な人材育成の仕組みをつくることから取り組むことが大切です。
人は、どの仕事・どの会社を選択するかによってその後の人生が大きく変わるのです。本人のみならず、その家族もです。
わたしが見るところ、「運の悪い人」は、おしなべて運を良くする努力をしていません。それは交友関係ひとつ取ってみてもそう。運の悪い人は、例外なく駄目な人とばかり付き合っている。