外交の極意は、誠心誠意に
ある。ごまかしなどをやる
と、かえって、こちらの
弱点を見抜かれるものだ。
ある。ごまかしなどをやる
と、かえって、こちらの
弱点を見抜かれるものだ。
大事をなすには寿命が
長くなくてはいけないよ。
長くなくてはいけないよ。
世の中に
無神経ほど強いものはない。
無神経ほど強いものはない。
上がった相場は、いつか
下がる時があるし、
下がった相場も、いつか
上がる時があるもの。
その間十年、焦らず屈んで
おれば、道は必ず開ける。
世人は、首を回すことは
知っている。回して周囲に
何があるか、時勢はどうかを
見分けることはできる。
だが、もう少し首を上に
のばし、前途を見ることは
覚えないといけない。
知っている。回して周囲に
何があるか、時勢はどうかを
見分けることはできる。
だが、もう少し首を上に
のばし、前途を見ることは
覚えないといけない。
急いでも仕方がない。
寝ころんで待つのが
第一だと思っています。
寝ころんで待つのが
第一だと思っています。
生業に貴賎はないけど、
生き方には貴賎がある。
生き方には貴賎がある。
事を遂げる者は愚直で
なければならぬ。
才走っては上手く
いかない。
なければならぬ。
才走っては上手く
いかない。
人間の精根には限りがある
から、あまり多く読書や学問
に力を用いると、いきおい実務
の方にはうとくなるはずだ。
から、あまり多く読書や学問
に力を用いると、いきおい実務
の方にはうとくなるはずだ。
何でも大胆にかからねば
ならぬ。
難しかろうが、易しかろうが
そんなことは考えずに、
いわゆる無我の境に入って
断行するに限る。
島国の人間はどこも同じこと
で、とにかくその日のこと
よりほかは目につかなくって、
五年十年さきはまるで暗やみ
同様だ。
それもひっきょう、度量が
狭くって、思慮に余裕がない
からのことだよ。
で、とにかくその日のこと
よりほかは目につかなくって、
五年十年さきはまるで暗やみ
同様だ。
それもひっきょう、度量が
狭くって、思慮に余裕がない
からのことだよ。
人はみな、さまざまに長ずる
ところ、信ずるところを
行えばよい。
社会は大きいのだから、
それでなんの不都合もない。
人間、数ある中には、
天の教えを受ける
勘を備えている者がある。
天の教えを受ける
勘を備えている者がある。
時勢の代わりというものは
妙なもので、人物の値打ち
ががらりと違ってくるよ。
妙なもので、人物の値打ち
ががらりと違ってくるよ。