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井上靖の名言(元気が出る)

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井上靖の名言(元気が出る)

 

どんな幸運な人間でも、一度
は死にたい程悲しくて辛い
ことがある

井上靖(いのうえやすし)
出典『月光』

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【意味】

人間生きていればいろいろなことを
経験する。

誰だって悲しくて辛いことはある
のだ。

自分だけではないのだから
元気を出して乗り越えよう。

【感想】

誰を見ても自分より幸せそうに
見えるときがある。

灯りの下には暖かい家族団らんの
光景があるのだろうなと勝手に
想像して寂しくなることだって
あるかもしれない。

しかしそう見えるだけで、おのおの
それなりに実はある。

灯りの下にあるのはすき焼き鍋じゃ
なく、離婚届かもしれない。

こたつの上で語らっているのは、
実は嫁と姑の仲裁に入って疲弊
しきって頭を抱えている旦那かも
しれない。

人間の幸や不幸ははたから見て
わかるものじゃないし、わかった
つもりになっていても、それは
ワイドショーのレベルを超える
ものではない。

 

人間の日々の営みは、一色では
なく、あらゆる色が入り混じって
とてもではないが、「何色です」
と断定できないところに味も
毒もある。

心して見よ。

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