捨て切らなければ、新しく学ぶことはできない。

禅師をすれば人に知られたく思い、悪事をすれば人に知られたくないと思う

分相応に道に志せば、それなりに成果は上がる

人は名利のために思い切っても、道のために思い切ることができない

我執を捨て、先人の教えに随えば道は開ける

広学博識は、結局何も成就しない

たとえ悪人といえども、むやみに悪み毀ってはならない

耳に聴き入れぬようにして忘れてしまえば、やがて人も忘れてしまう

多くのことを行おうとすると、心が乱れうだけだ

見せびらかそうとする心は自分まで欺いてしまう。

財宝を施したことを誇る人は、徳ある人とはいえない

求めようと思わなくても、各々に命分がある

上手に書こうとするな、道理をそのまま書け

外相を飾らず、ひたすら内心を調えてゆくのが真の修行

知らないことは恥ではない

世間の情など心にかけないのが一番

人が見ていないからといって、悪事をしてはならない

悟りを得るか得ないかは、志が至るか至らないかで決まる

惜しむ心と求める心の両方を得ることはできない

人の愚かさは、志の至らないことである

楽をすれば徳をしたように思うが、後で大きな害となる