海のほか何も見えないときに、陸地がないと考えるのは、けっしてすぐれた探検家ではない。

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やっかいなのは、恐怖心そのものだけだ。

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もしお金を汝の召使いとしなければ、お金は汝の主人となるだろう。

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友人がいなければ世界は荒野にすぎない。

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金銭は肥料のようなものであって、ばら撒かなければ役に立たない。

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おのおのは自分の運命の作り手ではないが、自分の才能の作り手ではある。

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人生は道路のようなものだ。一番の近道は、普通一番悪い道だ。

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愛することと、賢くなることとは不可能だ。

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歴史は人間を賢明にし、詩は多才あるものに、数学は鋭敏にし、自然哲学は深遠にし、倫理学は重厚ならしめ、論理学と修辞学は議論に秀でさせる。

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読むことは人を豊かにし、話すことは人を機敏にし、書くことは人を確かにする。

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死は我々の友である。死を受け入れる用意の出来ていないものは、何かを心得ているとはいえない。

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富を軽蔑する人間をあまり信ずるな。富を得ることに絶望した人間が富を軽蔑するのだ。こういう人間がたまたま富を得ると、一番始末が悪い人間になる。

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復讐する時、人間はその仇敵と同列である。しかし、許す時、彼は仇敵よりも上にある。

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読書は、論争のためではなく、そのまま信じ込むためでもなく、講演の話題探しでもない。それは、熟考のためのものなのだ。

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親の喜びはひそかなものである。その悲しみや不安もまた同じだ。

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順境における美徳は「節度」。逆境における美徳は「忍耐」。

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生みだされ受けいれられてきた哲学はどれも、舞台の上で演じられるお話のようなものだ。それらが説いているのは芝居小屋向けの架空の世界にすぎない。

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悪賢い人は勉強を軽蔑し、単純な人は勉強を称賛し、賢い人は勉強を利用する。

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虚偽を加味することは、金銀貨の混合物のように、金属をより実用に役立たせるかもしれないが、その質を低下させる。

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私たちの人間性は、私たちの内部に動く神性を除くと、貧弱なものである。

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大衆に役立つ最上の仕事や功績は、独裁者か、あるいは子供のない男によってなされる。

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家を建てるのは住むためで、人に見せるためではない。

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もし人間が確信をもって何かを始めれば、疑惑に終わろう。しかし疑惑をもって始めることで満足すれば、確信に終わるであろう。