名言・格言・言葉の宝石箱

昨日を越え、明日を掴み、今日を生きるあなたへ

有島武郎の名言(苦難を乗り越えるぞ)

PR

有島武郎の名言(苦難を乗り越えるぞ)

労働をなさざる人に真正の
快楽は決して与へられず

有島武郎(ありしまたけお)
出典『リビングストン伝』

Amazonで探す関連書籍

【意味】

苦労なくして快楽はありえない。

人は人生をかけられる仕事を見つけ
出して一生懸命励めば、本当の快楽
が得られるだろう。

【感想】

休日の昼間から呑むビールは
美味しい。

けれども、労働のあとのビールは
もっともっと美味しい。

快楽は苦労のあとのほうが身にしみ
るわかりやすい一つの例だ。

明日から何もしなくていいから
ただ昼間からビールを飲んでいれば
それであなたの役目は終わりだから
と言われたら嬉しいだろうか。

必要ないと言われ、そのあとに
快楽を貪ることができるだろうか。

できるとしたら、それはまだ自分の
置かれた立場を理解していない人の
話ということになる。

忍耐したからこそ、開放に価値が
生まれる。

昼間から呑むビールが美味しいと
思えるのは、決して昼間にビールを
飲む環境に身を置いていないという
現実こそが必要なのだ。

快楽を快楽と感受するためには、
それに見合う労働あってこそ。

←苦難を乗り越える名言集へ戻る

Return Top