愛犬との別れを癒やす名言・格言集

愛情の深さは別れのときまでわからない。

カーリル・ジブラーン

悲しみに言葉を与えよ。物言わぬ悲しみにふくれあがった心がささやき、裂けよと命じている。

シェイクスピア

わたしの疲れた心よ、生きるということは、なんと困難なことだろうか。

アミエル『日記ー序文』より

世界中どこを探しても、子犬のように顔をなめてくれる精神科医はいない。

バーン・ウィリアムス

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愛情の深別れのときまでわからない。

カーリル・ジブラーン

最期の瞬間には泣かずにしっかりと彼を送ってやりたかった。でも、そんな自分の気持ちとは裏腹に涙があとからあとから流れて止まらなかった。お願いだから私を置いていかないでくれレイン！この小さな犬が今、自分の腕の中で息絶えようとしているなんて、私にはとうてい受け入れ難かった。ふるえる腕でレインを抱き寄せ、彼の白濁した瞳をのぞき込むと、涙がレインの毛の上にしたたり落ちた。するとレインは命が尽き果てる最後の瞬間にも、「バカだな、男のくせに泣くなよ」と諭すように鼻先を私に近づけ、頬を舐めようとした。命の灯が消える瞬間まで、レインは私を気遣っていた。私の薄っぺらだった人生に、鮮やかな色彩を与えてくれた犬。レインと一緒に過ごした 15 年を私は一生忘れない。彼と出会って、生まれて初めて腹の底から笑い、今、彼との別れで生まれて初めて腹の底から泣いたのだ。

ジョーン・ブラウン（設計技師）

死は敵ではない。しかし人は、常に死を敵であると怯えながら生きている。

ノーマン・カズンズ

これほど人間ひしめく煩雑な世界で、ひとりのか弱い生きものが、永遠という広く深い空間でしか満たせないほどの虚空を人の心に残せるものなのか。

チャールズ・ディケンズ

ぼくは床の上にボブと横になって、そのからだを長いことなでていた。そしてボブがその美しいからだから離れていくときは彼をしっかり抱きしめた。ボブが何より望んでいたのは、自分はほんとうに最後の最後までぼくに愛されていたと感じられることだったろう。ぼくはまだボブのからだのぬくもりを感じるから。

トム・コーウィン著『ぼくのだいじなボブ』上杉隼人訳（講談社）

悲しみに満ちた心は、溢れるばかりの盃のように、もちこたえるのに骨が折れるものだよ。

イギリスの格言

すでに出発した者もあれば、これから出発しようとする者もいる。だからわれらもまた出発せねばならぬのを、どうして悲しむことがあろうか？　されどこの壮大な道においては、出会う友人たちとゆえに、心は悲しい。

サンスクリットの言葉

人はひとりぼっちで孤独に直面した時、犬と出会うものだ。そして、犬たちが自分の世界のすべてになる。　わたしを見守っていてくれた犬たちにありがとうと言いたい。今一緒にいる犬たち、そしてもういない犬たちに心からありがとうと言いたい。そしてロキ。わたしの長い不遇時代、ひとりぼっちのときに、わたしのロキはそばにいてくれた。あの頃、わたしには愛する犬しかいなかったわたしが挫折に打ちのめされてもなお生きてこられたのは、ロキがそばにいてくれたからだ。彼は私のすべてだった。だから、この賞を彼に捧げる。わたしはこんな賞よりも、ほんとはもっともっと、ロキに長生きしてほしかったんだ 2009 年

ミッキー・ロークのオスカー賞受賞コメントより

大人の男ならたいていするように、犬のことなど忘れようと試みた。だが忘れたくても忘れられない。亡き愛犬が、後を追ってくる姿を来る日も来る日も。いや一日中。どこに足が向いても忘れられない。「ボクは後をついていくよ」といって亡き愛犬が、後を追ってくる姿を。

ラジャード・キプリング

救急処置室の獣医たちが最後の注射を打っているあいだ、わたしはスパイスを腕に抱いて涙を流していた。スパイスの茶色い目がどんよりとして、体がわたしの腕に沈み込んだ。わたしは彼女の軽い体の力が抜けたのを感じた。「さよなら、スパイス」泣きじゃくりながらわたしは言った。瞳から輝きが消える前の一瞬に、スパイスはいつもの物知り顔をして見せた。それから、ラリーとわたしは悲しみに向き合うために家に戻った。

マギー・ボナム著『賢い犬たち』佐藤恵美　他　訳、千代美樹　監訳（バベル・プレス）

あたたかき夏の太陽よ、おだやかに輝け。あたたかき西風よ、やわらかにそよげ。緑の芝よ、軽く、軽く、降りかかれ。我が魂の友よ。安らかに､安らかに､安らかに。

ロバート･リチャードソン

犬は全部わかってるよ。
あなたがどんなにあの子を愛していたか、どんなに大事に思っていたか　ぜんぶわかってる。

misy

「ありがとう」一生の間に口にする祈りがたとえこれだけだったとしても、それで十分である。

ヨハネス・エックハルト

急がずあわてず、かかるだけ時間をかけなさい。

インディアンの格言

いつ前に進むべきかは自分の魂が教えてくれるわ。

オプラ・ウィンフリー

犬ほどすぐれた会話の名手はいない。