名言・格言・言葉の宝石箱

昨日を越え、明日を掴み、今日を生きるあなたへ

オプラ・ウィンフリーの名言と感想

PR

オプラ・ウィンフリーの名言と感想

 

  オプラ・ウィンフリー

無を狙い撃ちすれば、
撃つたびにそれに命中
するでしょう 

If you aim at nothing, you’ll hit it ever time.

プロフィールを読む

●感想●

意味深な言葉である。

「無」がはびこっている
といいたいのだろうか。

あちらもこちらも「無」だらけ
ということか。

あまりに漠然としていてわかり
にくいかもしれないので、少し
自ら補足して解釈してみたいと
思う。

たとえば無気力。

これは確かにひとつの現代病
といっていいのかもしれない。

誰しもがとは言わないし、若者
がということでもない。

ただ、社会全体、世の中のトーン
として何もなかった時代よりは
人々の目標や目的が多様化した
ぶん、無気力な印象はあるのか
もしれない。

もちろん、戦後の高度成長期に
生きる日本人よりずっと意志を
強くもち働き者の若者もいる。

けれどもそういった個々人の
努力や輝きの外で放たれている
世の中を包み込むオーラ全体が
どこかしら退廃的な雰囲気を
まとっているように感じてなら
ない。

飽食の時代になり、着るものも
体一つかと疑うほどに持ち腐れ
タンスの肥やしとなり、もはや
生きるに不足しているものは
「気力」だけといわんばかりの
状況というのはそこかしこに
見ることができる。

無気力がはびこってしまった
のには、それこそ社会背景が無関係
じゃないけれど、どんな世の中で
あっても境遇を責任転嫁せずに立派
に生き抜いている人々も少なからず
いるわけで、なにもかもが社会の
せいだとも言っていられない。

他人のせいにすれば楽だけれど、
それで人生が一ミリも変わるわけ
じゃないのなら何かが違うという
わけだ。

やらない理由はいくらでも数える
ことができる。

 

無気力で人生を終えても困るの
は本人だけで、本当のところ
自立している親ならば勝手に
生きろというだけの話である。

無気力は現代の病とばかりいえ
ないのだから、まずは部屋の
掃除から気力を取り戻そう。

動けば、気力はあとからついて
くる。半目でもいいから起き上
がることが大事だ。

by ザーゼン

↑ Amazonで探す関連作品

⇒シャーロックホームズ名言集を読む

Return Top