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内村鑑三の名言(元気が出る)

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内村鑑三の名言(元気が出る)

病むものは
汝一人ならざるを知れ

内村鑑三(うちむらかんぞう)
出典『基督信徒のなぐさめ』

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【意味】

病気にかかっているのは自分
だけではない。

自分ひとりだけが苦しんでいる
のだと思うと孤独に耐えられない
かもしれない。

でもそうではないのだ。

【感想】

自分の番になるとレジの人が
交替になって、隣のレジより早く
処理が済むと思ったのが結果として
一番遅くなっちゃったの、と嘆く
ことがある。

これ、誰もが経験していること
のはずだけれど、自分の番になると
必ずという想いが強いから他の人の
残念な話は耳に入らない。

病気や事件、事故などはその最たる
もので、自分が重い病気にかかった
時など特に、神様はひどい、なぜ
私なんですか。

私だけがなぜこんな目に遭うのか
と文句の一つもこぼしたくなる。

それは自然なこと。

でもである。

いうまでもなく病院にいけばわかる
が、入院するベッドが足りなく
なるほど病気の人は大勢いる。

待合室も座るところがないぐらいに
混み合う時期もある。

自分だけということはないし、
自分だけが辛いということはだいぶ
想像力に欠ける。

 

悔しさはあるだろうが、みな違った
形で苦しみや悲しみは襲ってくる。

ただその時期が違っているだけ。
そして、試練というのは人それぞれ
違うものが与えられるということ
なのかもしれない。

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