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徳川家康の名言(苦難を乗り越える)

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徳川家康の名言(苦難を乗り越える)

人の一生は、重き荷を負うて
遠き道をゆくがごとし。
いそぐべからず。不自由を
常とおもへば、不足なし

徳川家康(とくがわいえやす)
出典『東照公遺訓』

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【意味】

人生というのは重い荷物を背負って
長い道のりを一歩一歩歩くような
ものだから、急いだりせず、また、
思い通りにならないことが当たり前
だと思っていれば不平や不満も起こ
らない。

【感想】

そうか、この名言は徳川家康
だったのだな。

よくぞ言ってくれた。これまで
随分とこの名言に助けられてきた
ように思う。

世の中の不平不満の原因という
ものは、大抵が自分の予想と違っ
ていたり、思い通りにことが運ば
ないということにある。

しかしどうして思い通りになる
などと一瞬でも思ってしまった
のか。

そのほうがよほど不思議だ。

人の数だけ欲望があるのに、その
すべての欲望を同時に叶えること
などできるわけもない。

理想を高く持つということは
大事かもしれないけれども、その
理想がどんどん欲望に変わって
いくから息苦しく、生き難く
不平不満がこぼれてしまうのだ。

人生はどこまでも自分の欲望とは
違う時刻表とレールで進んでいる。
そう思えば、乗車できたことだけ
でも有難いことだと感謝すること
ができるのじゃなかろうか。

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