名言・格言・言葉の宝石箱

昨日を越え、明日を掴み、今日を生きるあなたへ

滝井孝作の名言

PR

滝井孝作の名言

人と人との間柄は、信用し、
信用されて、各々の職能の
はたらきがある。

滝井孝作(たきいこうさく)
出典『職務と信用という事』

Amazonで探す関連書籍

【意味】

お互いが信頼関係で結ばれている
ことで、それぞれが自分の仕事に
責任を持ち、役割が生かされる
のだ。

【感想】

カード一括払いで。

そう言って、初めて会った店員
さんに自分の人生を壊されかね
ないカードを渡す。

信頼してなければ絶対にできない
行為であるが、信頼が構築される
前の段階ですでに、何の疑いもなく
私たちはカードを手渡している。

性善説というものか。

しっかりした百貨店の店員さんと
してお勤めしているのだから、
まさか、よもや、ヘンな真似は
しないだろうという根拠がある
ような、ないような辺りで、
すれすれ大事故もなく日々を
送ることができている。

世のワイドショーを賑わせて
いる事件のほとんどは、この
暗黙の了解を犯してしまった
ものということになる。

一方通行の標識のある道路を
逆走してみたり、信用して渡した
カードで悪さをしてみたり、信頼
を踏みにじる行為が犯罪という
ことになる。

ということは、何も人の家に
入ってお金を盗んだり、賄賂を
渡すだけが犯罪じゃない。

約束したのに守らないという
のも、信頼を裏切った行為という
点では「犯罪」と呼べなくもない。

約束を守る自信がないのなら、
せめて簡単に約束をしないという
誠実さを持ちたいものである。

⇒人間関係に役立つ名言集に戻る

Return Top