名言・格言・言葉の宝石箱

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杉原千畝の名言と感想

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杉原千畝の名言と感想

 

 杉原千畝

私たちと同じ立場の人が仮に
百人いたとしても、
この
ユダヤ人たちを助けようと
しないかもしれない。

でも僕たちはやろうか 

If there were a hundred people in our position,none of them would
want to help those Jewish people.But shall we do it?

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●感想●

他人の目が気になって仕方ない
ということはある。

たとえば電車の中ひとつにしても
自分はシニアの女性に席を譲りた
い気持ちでいっぱいなのに、周囲
の人からなんて思われるかを考え
すぎるあまり、そのタイミングを
失ってしまったり。

先駆者、あるいは前例がないと人
は最初の一歩が踏み出せない。

怖いのだ。

結末が見えないということ、失敗
したときの責任のこと。

どれをとってみたところで、何も
しないでいたほうがいいに決まっ
ている。

けれども、そのときのあなたに
しかできない場面というのはいつ
かやってくるかもしれない。

目の前で溺れる子供、杖を落とし
階段でつまづくおじいさん。

そこにいるのは、そこで助ける
ことができるのは自分以外ないと
いう場面に遭遇したとき、果たし
て勇気を出して最初の一歩を踏み
出すことができるだろうか。

人が見ているからやりたがる人
もいれば、人がみているからやり
たがらない人もいるので一緒には
できないけれど、やはり、自分の
内なる声に従って行動することが
結果としては悔いのない選択と
いうことになるのだと思う。

誰かがやっていたからやるや、
誰もやっていないからやらない
というのでは、何かに付け他人の
ものさしで生きることを自らに
課すことになる。

 

人には人の価値観、ものさしという
ものがあるのであって、自分なりの
基準というものを持っていなければ
流されたまま、どこに流れ着きたい
のかわからない筏(いかだ)で終わ
ってしまいかねない。

たとえみんながYESといっても
自分にとってそれがNOならば、
NO
と言える自分でありたい。

by ザーゼン

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