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親鸞の名言集

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親鸞の名言集

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親鸞

しんらん。
鎌倉時代前半から中期にかけて
の僧。浄土真宗の宗祖といわれ
ている。
さらなる人物紹介を読む。

親鸞「四つの謎」を解く

 

明日ありと思う心の徒桜、
夜半の嵐の吹かぬものかは
【意味】
明日もまだ桜は咲いていると
思っているが、夜更けに嵐が
きて桜の花を散らすことがない
といえようか、そんなことはない。

 

たとひ法然聖人にすかされ
まひらせて、念仏して地獄に
おちたりとも、さらに後悔
すべからずさふらう
【意味】
たとえ法然上人に騙されて、
念仏して地獄に堕ちたとしても、
決して後悔しないであろう。

 

非人を差別する者こそ、
真の意味での非人である

人の命は日々に今日やかぎり
とおもい、時時(ときどき)
に只(ただ)今や終わり
と思うべし
【意味】
人間の命は今日限りだと毎日思い、
また人間の命は今すぐ終わりだと
時々思うことが大切である。

善人なおもて往生をとぐ、
いわんや悪人をや
【意味】
善人だって悟りを開くことが
できるのだから、まして悪人が
悟りをひらき、彼岸に到達でき
ないわけがない。

罪業もとよりかたちなし
妄想顛倒のなせるなり
心性もとよりきよけれど
この世はまことのひとぞなき
【意味】
人間の罪業はもともと本体があるもの
ではない。
とらわれの心によって真実でないもの
を真実であると誤って考え(妄想)、
道理にそむくこと(顛倒)によって
罪業はつくられるのである。
衆生の心性はもともと清らかなもので
あるけれど、妄想顛倒のためにつくら
れる罪業によってこの世には真実の人
がないといってよい。

念仏者は、何者にも
妨げられない、大道である

一人いて悲しい時は二人いる
と思え。二人いて悲しい時は
三人いると思え。その一人は
親鸞なり
【意味】
悲しいと思うときはつねにそばに
親鸞がいて、励ましてくれている
と思いなさい。

自分の意志で心臓を止められ
ないから仏はいる

悪性さらに止め難し、
心は蛇蝎の如くなり
修善も雑毒なるゆえに
虚仮の行とぞなづけたる

 

【意味】
なんとしたことか。ヘビやサソリ
のような心は少しもやまない。
こんな心に汚染されている行
だから、雑毒の善といわれて
当然だ。


 毒の入っている、
薬を飲んではいけない

 賢者の信は、内は賢にして
外は愚なり、愚禿(ぐとく)
が心は、内は愚にして外は
賢なり
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