志賀直哉の名言(元気が出る)

2014-12-15_120808

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自己嫌悪がないといふ事は
其人が自己を熱愛する事の
ない証拠である

志賀直哉(しがなおや)
出典『青臭帳』

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【意味】

自分を真剣に愛すれば、
自分のことを知ろうとして、
自分の欠点もよくわかるから
自己嫌悪にも陥いるが、自分と
対峙することがないと、嫌悪する
こともない。

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【感想】

世の中の風潮として、明るいという
ことが必要以上に礼賛されているな
と感じる。

暗いより明るいほうがいいという
のは、照明器具ひとつとっても
意見が分かれるところであって、
人の好みの入る暗い、明るいに
至っては、暗いほうが断然好みと
いう人だって勿論いる。

明るい人というのは悪気なく人を
言葉で傷つけることも多いように
思えるのは偏見だろうか。

暗い人は寡黙だけれど、口が過ぎ
ないぶん、人を傷つけることも
さほどないように感じるのもまた
違った意味での偏見といわれるかも
しれない。

けれども暗い人をどうしても非難
する気になれないのである。

むしろ私は暗い人のほうがお好み
かもしれない。

これは表現の「稚拙さ」であって、
暗い人は暗いのではなく
「沈思黙考」型なのだといえば
また印象はガラリと変わる。

暗い人というのはだいたいにおいて
自ら自分は「暗い人間なんです」と
主張することがあるけれど、言い方
を変えれば、これは客観視できる人
であり、精神が成長していると思う
のである。

自分が暗いということをわかって
自己嫌悪に陥っているとすれば
さらに魅力的になる可能性は高い。

自己嫌悪のない人は明るく楽天的
というよりは無神経で鈍感である
可能性が大きいのではないか。

 

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人は良かれと思って口にした言葉
であっても人を傷つけることもあり
その怖さを知っている人かそうで
ないかの違いのように思える。

自己嫌悪のないところに反省は
ない。

反省のないうえでの「明るさ・
楽天さ」は、法律にはかからない
日常の罪をたくさんはらんでいる
可能性があることを、自省もこめ
て忘れないでいたい。

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