清少納言の名言集

2015-01-20_181714

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清少納言

(966年頃~1025年頃)
清少納言は平安時代の女流作家
であり歌人でした。
代表作は『枕草子』。
さらなる人物紹介を読む。

~清少納言の名言~

 

草の花はなでしこ。
唐のはさらなり、
大和のもいとめでたし。

【意味】
草の花は、なでしこ。
唐なでしこはいうまでもない。
大和のなでしこも、
とてもすばらしい。


 

絵に描きおとりするもの
なでしこ。菖蒲。桜。
物語にめでたしといひたる
男女の容貌(かたち)。

【意味】
絵に描くとつまらなくなるもの。
なでしこ、しょうぶ、さくら。
物語の中で、素晴らしいと書いて
ある男女の姿、形。


 

つれづれなぐさむもの 碁。
双六。物語。
三つ四つのちごの、
物をかしう言ふ。

【意味】
所在なく退屈なのを慰めるもの、
碁、双六。物語。三つ四つの幼児が
ものをおかしく言う。


 

ただ過ぎ過ぐるもの
帆かけたる舟。人の齢。
春、夏、秋、冬。

【意味】
どんどん過ぎていくもの。
追い風に帆を張った舟。
人の年齢。春夏秋冬。


 

にくきもの、急ぐことある
折りに来て長言する客人。

【意味】
不愉快なものは、急用のあるときに
やってきて長話する客。

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男こそ、なほいとありがたく
あやしき心地したるもの
はあれ。いと清げなる人を
捨てて、にくげなる人を
持たるもあやしかし

【意味】
男ほど、滅多にないほど不可解な
感情を持っているものはない。
素敵な女性を捨てて、あんな女の
どこがいいの?と思うような女を
恋人にしているのも、わけがわからない。


 

星はすばる。彦星。夕づつ。
よばひ星すこしをかし。
尾だになからましかば、
まいて。

【意味】
星といえば、すばる。そして
彦星(アルタイル)。宵の明星
(均斉もいい。流れ星もそれなりに
趣があって美しい。でも尾(尻尾)
がなければもっといいのに。


 

 

遠くて近きもの 極楽。
舟の道。人の仲。

【意味】
遠くて近きは男女の仲とは、
男と女は遠く離れているように
見えて、意外と結びつきやすい
ものであるということ。


 

心地のあしく、
物のおそろしきをり、
夜の明くるほど、
いと心もとなし。

【意味】
気分が悪く、なんとなく恐ろしい
感じがするおりは、夜が明けるまで
の間が非常に待ち遠しい。


 

常よりことに聞ゆるもの
正月の車の音。また、
鳥の声。暁のしはぶき。
物の音はさらなり。

【意味】
常とは異なって聞こえるもの。
正月の車の音、また、鳥の声、
暁の咳、ものの音色はさらに
言うまでもない。


 

人にあなづらるるもの
築地のくづれ。あまり心
よしと人に知られぬる人。

【意味】
人に軽く見られるもの。
築地の崩れ。あまりにも性格が
良いと人に知られてしまった人。


 

はづかしきもの
色好む男の心の内。

【意味】
恥ずかしいと感じるもの、
男の心の奥。


 

 

雲は 白き。紫。黒きも
をかし。風ふくをりの雨雲。
明け離るるほどの黒き雲の、
やうやう消えて、白うなり
ゆくも、いとをかし。
「朝に去る色」とかや、詩
にも作りたなる。
月のいと明かき
面に、
薄き雲、あはれなり。

【意味】
雲は白い雲が良い。紫も、黒い
雲も風情があります。風が強く
吹く時の雨雲も良いものですよ。
夜が明けきる頃に空を覆っていた
黒い雲が、少しずつ消えていって
そら全体が白くなっていくのは、
とても良いものです。
「朝に去る色」とかいって、誰にも
作られているようです。
月がとても明るいところに、薄い雲
がかかっているのもとても情緒が
あります。


 

冬は、いみじう寒き。
夏は、世に知らず暑き。

【意味】
冬はとても寒いのがよく、
夏は途方もなく暑いのがよい。


 

夜をこめて
鳥のそら音ははかるとも
よに逢坂の関は許さじ。

【意味】
鶏の鳴き声をまねて函谷関の
番人をだまし、関所を開けさせた
という孟嘗君の故事があっても、
逢坂の関の守りは堅いので騙されて
開けることはありませんよ。

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よろづのことよりも、
情けあるこそ、
男はさらなり、
女もめでたくおぼゆれ

【意味】
我々は他人に幸福をわけ
与えることにより、それと
正比例して自分の幸福を
増加させるのだ。


 

 

 

世の中に なほいと心憂き
ものは、人ににくまれんこと
ことあるべけれ

【意味】
世の中で、なんといっても
たいそう辛いことは、人に憎まれる
ということであろう。どんな狂人も
自分は人から憎く思われたいと思う
者がいるだろうか、いはしまい。


 

物聞かむと思ふほどに泣く
児(ちご)。鳥の集まりて
飛びちがひ、さめき鳴きたる

【意味】
人の話を聞こうとする時に泣く
赤ん坊。鳥が集まって飛び違い
ざわめいていて鳴いているのは
不快である。

⇒親鸞の名言集を読む

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