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寒川正親の名言(元気が出る)

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寒川正親の名言(元気が出る)

下手は上手の下地なり。
下手よりだんだん上手に
なるなり

寒川正親(さむかわまさちか)
出典『子孫火鑑』

【意味】

下手だといって諦めることはない。
下手だからこそ上手になれる。

地道に努力することでだんだん
上手になるのだから。

【感想】

たとえばだいぶ違うものになる
かもしれないけれども、これは
人間の美醜にも通じるものが
あるかもしれない。

昔、絶世の美男、あるいは美女
として一世風靡したスターが
ある日突然、あの人は今的な
番組に登場して我々を殊のほか
驚かせることがある。

あまりに変貌しているからだ。

もちろん歳月が流れれば年老いて
いくことは自然の摂理であるし、
そのこと自体は仕方ない。

しかしそれを加味してもなお、
あまりにも精細がなく年齢以上に
はるかに年老いて昔の面影など
微塵も残ってないばかりか、同世代
の一般人よりはるかに見劣りする
ようなケースもある。

いっぽうで不細工と言われ続けた
女優さんが、年を重ねるごとに綺麗
になって年齢以上にみずみずしい肌
のツヤハリで驚かせることもある。

その違いは何かと言われれば、
おそらく努力をしたかしなかったか
ということに落ち着くのかもしれ
ない。

病気ということなら仕方ないが、
得てして美男美女ともてはやされ、
構造的に美形でちやほやされてきた
人々は、その土台にあぐらをかいて
見えない努力を怠ってきたのでは
ないだろうか。

 

不細工だと言われてきた人は、構造
的な変化は無理だから、せめて肌だ
けでも、話術だけでも、立ち居振る
舞いだけでも、ファッションだけ
でもきちんとしようと日々見えない
努力をしてきたのだと思う。

その差が歳月とタッグを組んだとき
にぐんと開きを付けるのだろうと。

人生、最後までわからないもの。
たゆまぬ努力がその人を輝かせる。

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