名言・格言・言葉の宝石箱

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ラ・ロシュフコー名言・格言集

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ラ・ロシュフコー名言・格言集

 


われわれの徳行は、往々にして偽装した不徳にすぎない。


人は理性でしか望まないものは、決して熱烈には望まない。


悪にかけても善にかけても英雄がいる。


我々は、幸福になるためによりも、幸福だと人に思わせるために四苦八苦しているのである。


才能があっても、胸くその悪くなるような輩(やから)もいれば、いくつも欠点を持っていて、快感を与える人もいる。


羨望というのは、他人の幸福が我慢できない怒りなのだ。


一兵卒にとって武勇とは、彼がその生活の糧をうるために選んだ危険な職業のことである。


われわれは、われわれの大切な人の死に涙を流しているのだと言いながら、実際はわれわれ自身のために涙を流している。


人はみな記憶力の乏しさを嘆く。しかし、誰も判断力の乏しさを嘆かない。


大多数の若者は、そのぶしつけと無作法を、天真爛漫のつもりでいる。


友情のための最大の努力は、友人に我々の欠点を見せることではない。彼に彼の欠点を悟らせることだ。


適当に語るには多くの技巧を要するにしても、黙っているのにも、それ以上の技巧が必要である。


善の究極は悪であり、悪の究極は善である。


人間はときに、他人と別人であると同じほどに自分とも別人である。


自分の腕前を隠す心得があることこそ、大きな腕前である。


人が不正を非難するのは、そのことを憎悪するからではなく、むしろ、自分がその害をこうむりたくないからである。

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