名言・格言・言葉の宝石箱

昨日を越え、明日を掴み、今日を生きるあなたへ

二宮尊徳の名言・格言集

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二宮尊徳の名言・格言集

 


キュウリを植えればキュウリと別のものが収穫できると思うな。人は自分の植えたものを収穫するのである。


遠きをはかる者は富み、近くをはかる者は貧す。


楽しみを見て直ちに楽しみを得んと欲するものは、盗賊鳥獣に等しい。人は勤労して後に楽しみを得る。


この仮の身を、わが身とは思わずに、生涯一途に世のため、人のためをのみを想いながら、国のため、天下のために貢献できることだけに励み、一人でも、一家でも、一村でも貧乏から抜け出て裕福になることを想い勤め、怠らないようにしているのである。これが私の覚悟である。


道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である。


大事をなしとげようと思う者は、まず小さな事を怠らず努めるがよい。それは、小を積んで大となるからである。


世の人はみんな金銭の少ないのを嫌って、ひたすら多いことを願うけれど、もしも金銭が銘々の願いどおりに多かったとしたら、砂や石となんの違いもない。


人々にはそれぞれ長所もあり、短所があるのは仕方がない。相手の長じているところを友として、劣っているところは友としてはいけない。人の短所を捨て、長所を友とするのだ。


人道は一日怠れば、たちまちすたれる。


善悪と言っても、天が決めたものではなく結局、人間にとって便利かどうかだけの話である。


昔から方位で禍福を考えたり、月日で吉凶を説いたりすることがあって、世間ではこれを信じているが、この道理はあり得ない。禍福吉凶というものは、人それぞれの心と行ないとが招くところに来る。


樹木を植えて、30年たたなければ材木にはならない。だからこそ後世のために木を植えるのだ。今日用いる材木は、昔の人が植えたものだとすれば、どうして後世の人のために植えないでよかろうか。


早起きに まさる勤めぞ なかるべし 夢でこの世を 暮らしゆく身は。


政事は豆腐の箱の如しである、箱が歪めば豆腐も歪む。


生きているときは人で、死んで仏になると思っているのは間違いだ。


すべての商売は、売りて喜び、買いて喜ぶようにすべし。売りて喜び買いて喜ばざるは道にあらず。貸借の道も、また貸して喜び、借りて喜ばざるは道にあらず。


貧となり富となる。偶然にあらず、富も因て来る処あり、貧も因て来る処あり。人皆貨財は富者の処に集まると思へども然らず。節約なる処と勉強する所に集まるなり。

 

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