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空海の名言集

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空海の名言集

空海

平安時代初期の僧。
正確な誕生日は不明。
さらなる人物紹介を読む。
  

~空海~

 他人の利益をはかるように
努めていると、苦しみの
世界に行く因縁が消える。

 

つまらない人は、善行と悪行
の区別がつかず、その因果も
信じることが無い。目の前の
利益だけを見ているので、
その因果は必ず返ってくる。

 

修行して悟りを得ようとする
人は、心の本源を悟ることが
必要である。心の本源とは
清らかで綺麗な明るい心で
ある。

 

地獄は恐ろしいところだと
言われているが、必ずしも
そうではない。善心を発揮
するならば、仏が救ってくだ
さるからである。栄えるのも
衰えるのも、みな自分の善行
と悪行によるものである。
善心を発揮して行動するなら
ば必ず幸せになることが
できる。

 

心を和らげて耐え忍ぶという
心の鎧を着て、目的に向かっ
て努力するという兜をかぶり
人として守るべきルールや
道徳を守るという馬に乗り、
心を静めて落ち着けるという
弓を持ち、正しい事と悪い事
を分別するという矢を射って
外には悪の軍勢を破り、
内には心の賊を滅ぼす。
これを仏という。

 

人間は誰もが胸のなかに、
宝石となる石を持っている。
一生懸命磨いて、美しく
光り輝く玉になる。

 

道理に迷って苦しむのも、
自分の中にある仏に目覚めて
正しく励むのも、みな自分の
決心次第である。
私として生きる道は遠い
ところにあるのではない。
すぐそこにある。

 

もし自分に適していることに
その能力を使うなら、物事は
極めてうまくゆく。しかし、
自分に向いていない物事に、
その能力を使うなら、労多く
益は少ないだろう。

 

信じて修行すれば誰でも
必ず仏になることができる。

 

善行をなそうとする人も、
悪行をなそうとする人も、
まず心の中でそれをなそうと
決めてから、その行動をする
ものである。

 

周りの環境は心の状態に
よって変わる。心が暗いと
何を見ても楽しくない。
静かで落ち着いた環境に
いれば、心も自然と穏やかに
なる。

 

片手だけでは拍手できない。
片足だけでは歩けない。
右手と左手が感応して拍手に
なり、右足と左足が感応して
歩く。だから相手が感応する
まで祈り続けなさい。

 心暗きときは、即ち遇う
ところことごとく禍なり。
嫉妬は自分とそれ以外の人と
は別々の存在だと思う心から
生じる。もし自分と自分以外
の人を別ではなく、同じ存在
だと見ることが出来れば、
嫉妬することがなくなり、
公平な心になり、全ての人の
善行を心から賞賛できる。
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