名言・格言・言葉の宝石箱

昨日を越え、明日を掴み、今日を生きるあなたへ

ことわざ【意味】五十音別あ行

PR

ことわざ【意味】五十音別あ行

~あ行~

 

会うは別れのはじめ

【意味】
出会いがあれば必ず別れがある。
親子、夫婦でも、この世で出会った
者同士は、いつかは誰かが先に死ぬ
から必ず別れる運命にある。別離は
人間の定めである。


秋茄子は嫁に食わすな 

【意味】
秋ナスは種が少なく美味しい。
このことわざは一説に、美味しい
ものを食べさせない姑の嫁いびり
を表したものだという。秋ナスは
うまいから、それを嫁ごときに
食べさせるわけには行かないと
いうわけである。いやいやそう
ではなく、これは嫁の体を心配
する姑の思いやりからだとする
説もある。
茄子は体を冷やし毒になるとか
流産するとか言われていた。
また秋ナスは種が少ないから、
子種がなくなるという俗信も。


頭隠して尻隠さず 

【意味】
悪事や欠点などの一部分を隠して、
全部を隠しているつもりでいるのを
嘲っていう場合に用いる。


当たらずといえども遠からず 

【意味】
的中はしていないが的中したのと
大差はない、ほぼ当たっていると
いう意味。


羹に懲りて膾を吹く
(あつものにこりてなますをふく)

【意味】
熱い吸い物で口にやけどをした人
が、それに懲りて膾(なます)の
ような冷たい料理でも吹いて冷ま
そうとする意味。


 

いざ鎌倉 

【意味】
もともとは鎌倉幕府に一大事が
起こり、さあ、馳せ参ずべき
だという意味。転じて、一大事が
起こりすぐに行動を起こさなければ
ならない時に使われるように。

 

 

 石の上にも三年 

【意味】
たとえ辛くても辛抱強く我慢
すれば、やがて報われること
をいう。もともとは、
「石の上にも三年」の後に、
「いればあたたまる」という言葉
がついていて、冷たい石でも、
その上に三年もの間座り続ければ
体温であたたまるというのが
本来の意味。


 

いずれ菖蒲か杜若
(いずれあやめかかきつばた)

【意味】
アヤメとカキツバタは別種の
植物だが、その花の形も色も
よく似ており、どちらも大変
美しい。そこで美人ぞろいで
迷うときに
「いずれ菖蒲か杜若」という。


 

急がば回れ

【意味】
急ぐ時には少々危険でも近い道を
通りたくなるが、それが失敗を
招く原因になることもある。
多少手間はかかっても、安全で
確実な方法のほうが結果的に得策
であることを教えている。


磯の鮑の片思い
(いそのあわびのかたおもい)

【意味】
一方的な恋を意味する。


一富士二鷹三茄子
(いちふじにたかさんなすび)

【意味】
正月二日の夜に見る夢を初夢と
いい、江戸時代以来、この初夢に
見て縁起のいいものは、「一富士
二鷹、三茄子」ということに
なっている。富士は日本一の山。
鷹は小鳥や動物をつかみとり、
茄子は「成す」に通じ三つとも
縁起がいい縁起のいい夢の
シンボルになったのではないか
と言われている。


 

一葉落ちて天下の秋を知る

【意味】
わずかな現象・前兆を見て
その大勢を予知することのたとえ
として用いられている。


一蓮托生
(いちれんたくしょう)

【意味】
行動や運命をともにすること
をいう。しかし一蓮托生の
本当の意味は、一つの蓮に生を
託すということで、もとは仏教の
言葉。阿弥陀仏がいる極楽世界
には池があり、美しい蓮の花が
咲いているとされている。
南無阿弥陀仏と念仏を唱えれば
人は死後にそこに行くことができ
蓮の花の上に生まれ変わることが
できるという。ともに極楽世界に
行って、同じ蓮の上で生まれ変
わるという意味。


一挙手一投足
(いっきょしゅいっとうそく)

【意味】
一度だけ手を挙げ足を動かす
ことをいい、今日では一つ一つ
の動作や行動を意味する言葉として
用いられている。が、もとの意味は
「わずかな労力」という意味。


一寸先は闇

【意味】
一寸や約3センチメートル。
人の将来や運命がまったく予測
できないことをいう。思いもかけ
ない不運に見舞われたときや、
油断に対して注意をうながすとき
などによく使われる。


一石二鳥
(いっせきにちょう)

【意味】
ひとつの行為で二つの目的を
果たす。あるいは二つの利益を
得ることのたとえ。


命長ければ恥多し

【意味】
長生きすればそれだけ恥をかく
ことも多いという意味。


井のなかの蛙
(いのなかのかわず)

【意味】
見識が狭行ことのたとえとして
用いられる。井戸の中の蛙に海の
ことを話してもわからないのは、
その蛙が狭い自分の住処に囚われ
ているからだという意味。


芋の煮えたも御存知ない

【意味】
世間の物事に疎く、無知な人を
からかったり嘲ったりしていう
言葉。


鰯の頭も信心から
(いわしのあたまもしんじんから)

【意味】
イワシは水を離れるとすぐに
死んでしまう。すなわち大変弱い。
そこで「弱し」がなまってイワシ
になったと言われている。
あるいは「いやし」が転じて、
「イワシ」になったという説も。
イワシの頭のようなつまらない
ものでも、信仰する人にとっては
尊く、信心しだいでは神仏同様の
霊験もこうむることができる、と
いうわけ。


牛に引かれて善光寺参り

【意味】
思いがけないことが縁で、偶然に
その道へ導かれていくことの例え。
昔、信濃の善光寺の近くに七十歳
あまりの老婆がいた。ある日老婆が
布を干していたところ、隣の家の牛
が現れ、その布を角に引っ掛けて
逃げ出したので後を追ったところ、
善光寺に入っていった。そのとき
老婆ははじめてそこが霊場である
ことを知り、その後はたびたび
参詣し、後世を願った。


嘘から出た誠

【意味】
はじめはまったく嘘のつもりで
あったことが、結果として本当に
なってしまうという意味。

 

嘘も方便

【意味】
嘘も時と場合によっては必要である
という意味。方便とは仏教語で、
目的に到達するための道筋という
意味。


鵜の目鷹の目
(うのめたかのめ)

【意味】
鵜と鷹はいずれも視力がすぐれて
いる。鋭く注意深くものを捜し
だそうとするさまをいう場合に
用いる。


馬の耳に念仏

【意味】
馬にありがたい念仏を聞かせても
無駄である。そこから、いくら忠告
しても聞き流すだけで、まるできき
めのないことをたとえていう。

 

⇒ことわざ【意味】五十音別か行
⇒ことわざ【意味】五十音別さ行
⇒ことわざ【意味】五十音別た行
⇒ことわざ【意味】五十音別な行
⇒ことわざ【意味】五十音別は行
⇒ ことわざ【意味】五十音別ま~わ行

 

Return Top