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禍福はあざなえる縄のごとし

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禍福はあざなえる縄のごとし

禍福はあざなえる
縄のごとし

【意味】
災いと幸福は縄のように表裏をなして
いるので、かわるがわるやって来る
ものだから一喜一憂することはない。

【英語】
Life is a bundle of good and evil.

 

 

【感想】

これまでずっと幸福だった人、
ずっと不幸だった人、どちらを
多く目撃したかと問われれば、
どちらもいなかったというのが
正直な感想だ。

円満だった過程は一過性のもの
であり、優秀だった子供は不良
となり、元気だった姑は認知症で
徘徊しと、幸福が転落するのは
あまりにも呆気ない。

さりとて嘆くこともなく、それら
不幸を味わってからは、どん底
から這い上がるという楽しみも
人生には待っている。

離婚して気兼ねなく人生を生きる
ことに目覚め、子供は早々と家庭
をもって独立し、徘徊していた
姑は今は天国へと旅立って、悠々
自適のシングルライフを楽しんで
いたりする。

いいことも続かないように悪い
ことも続かない。

今はそのどちらの時期なのかを
知っていれば、その逆がまもなく
やってくることも視野に入れ、
心頼もしく生きることもできる。

人生というものは明暗、表裏の
縄で編まれているのだから、
どちらか一本しかないという人生
はない。

絶対幸福もなければ、絶対不幸
もないということは過度の期待
と過度の不安を和らげる、人間
に与えられた知恵の発想である
なと感心する。

 

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