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義を見てせざるは勇なきなり

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義を見てせざるは勇なきなり

義を見てせざるは
勇なきなり

【意味】
人として行うべき当然のこと、
正しいことと知っていながら
実行しないのは、本当の勇気が
ないからである

【英語】
Knowing what is right and not doing it is a want of courage

 

 

【感想】

品格とは『人がしても自分はしない」
「人がしなくても自分はする」という
ことなのだと本で読んだことがあある。

なるほどなと唸った。

ゴミを捨てたいがなかなか適当は所
が見つからない。

見れば、少し先の自動販売機の横に
なにやらゴミがうずたかく積もって
いる。

そこはゴミ捨て場ではないが、
すでに沢山のゴミがあるので人が
次から次に捨てていく。

でも、自分はしない。
捨てても自分だけが罪悪感を抱く
必要はない状況であったとしても、
やはりそこは捨ててはいけない場所
なのだとわかっているのに捨てる
ことはしない。

逆に満員電車で入口付近に立ち、
駅に到着すればするで次々に人が
乗り込んでくる。

いったんホームへ降りたってしま
えば、もしかしたら二度と電車に
乗ることはできないかもしれない
と思っているのか、入り口付近に
立つ人々の誰一人として降りず、
中には多少の隙間があってまだ
人が乗れるのに乗車できない。

そんなとき、人が降りなくても
自分は、自分だけでも降りて
その一人分の通路を作り人を
中へ通そうとする。

それが「人のしないことをし、
人のすることをしない」という
品格の中身というもののよう
である。

この世には「傍観者」という
裁かれない罪人がとても多い
ように思う。

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