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土光敏夫の名言と感想

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土光敏夫の名言と感想

どの時代でも
不安のないときはなかった
それを乗り越えてきたところ
努力のしがいがあった

土光敏夫

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【感想】
昔は良かったと、何か今の世の
中に不平、不満があると口にする
ことがある。

しかし本当にそうだろうか。

もちろん現代が失ったもので
素晴らしいものは沢山あった
かもしれないけれど、絶対に
味わいたくないことも数えきれ
ほどにあるのではないか。

私なんか子供のころは1人で
トイレに行くのがとても怖かった
ので、昔風のあの襟裳岬に行く
のかと思うような家の端っこに
位置するトイレに行くのが恐怖で
恐怖でならなかった。

ふすまや障子といった和風テイスト
の家も情緒はあっても、防犯上も
心もとないし、おどろおどろしい
部分もあって好きじゃない。

 

年功序列で仕事もできない上司が
いつまでも威張りくさり、給与も
決して追い抜くことができない社会
は本当に今よりいい社会だったかと
言われれば決してそんなことはない
ように思う。

どんな時代にも良い面と悪い面が
あるのは未来においても同じ。

その時代の不条理、不具合があれば
こそ、より良い時代を目指そうと
いう活力にもなる。

ただ、その未来もきっと完璧である
日は来ないと思う。

それを嘆く必要はなく、むしろ
その不完全さこそが人類の英知を
刺激し続けるのだと信じている。

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