旅にあまり多くの時間を費やすと、しまいには自分の国で異邦人になってしまう。

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過去の世紀になされたことに興味を持ちすぎると、現世紀に行われていることについて往々にしてひどく無知なままとなる。

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真らしく見えるにすぎないものは、虚偽とみなす。

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脆弱な基礎の上に立てられた学問は、学ぶ気にはなれない。

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ただの書物ではなく、世界という書物のなかで研究する。

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多数よりも一人で作り上げたほうが、完成度が高くなる。

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習慣や実例のほうが、どんな確実な知識よりもわたしたちを納得させている。

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一つのことについては、一つの真理しかない。

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人の意見を知るには、かれらの言うことよりもむしろ行うことに注意すべきだ。

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出来る限りよく判断すれば十分である。

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ほんの少しでも疑いをかけうるものは全部、絶対的に誤りとして廃棄すべきである。

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我思う、故に我あり。

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人は自分の考えを愛している。

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健康はこの世で最上の善である。

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反論は有益である。

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わたしの思想を深く進めることができるのは、このわたしであるはずだ。

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何よりも尊重しているのは平穏であること。

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確実なものは何もないという、このことだけが真である。

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わたしは在る、わたしは存在するという命題は、必然的に真である。

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善が長く続くと、倦怠が起きる。

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身体の快楽は、精神の快楽ほどには長続きしないものである。

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決断をしないことによって、後悔が起きる。

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よい精神を持っているだけでは、十分ではない。