名言・格言・言葉の宝石箱

昨日を越え、明日を掴み、今日を生きるあなたへ

太宰治の名言集

PR

太宰治の名言集

太宰 治

1909年~1948年、享年38歳。
小説家、本名は津島修治。
青森県北津軽郡出身。
県下有数の大地主の家に六男
として生まれる。

さらに人物紹介を読む

 

~太宰治 名言集~

幸福感というものは、
悲哀の川の底に沈んで、
幽かに光っている砂金の
ようなものではなかろうか
出典:斜陽


苦しむものは苦しめ。
落ちるものは落ちよ。
私に関係したことではない。
それが世の中だ。
出典:富獄百景


人生、それはわからん。
しかし、世の中は、色と慾さ
出典:トカトントン


自愛。
人間これを忘れてはいかん。
結局、たよるものは、
この気持ちひとつだ。
出典:新樹の言葉


和というのは、
ただ仲良く遊ぶという
意味のものではない。
互いに励まし合って勉強する
事、これを和と謂う。
出典:惜別


私には思想なんてものは
ありませんよ。
すき、きらいだけですよ。
出典:苦悩の年鑑

ああ、人間は、
ものを食べなければ生きて
居られないとは、何という
不体裁なことでしょう。
出典:たずねびと


鉄は赤く熱しているうちに
打つべきである。
花は満開のうちに眺むべき
である。私は晩成の芸術と
いうものを否定している。
出典:もの思う葦


民主主義の本質は、
それは人によっていろいろに
言えるだろうが、私は
「人間は人間に服従しない」
あるいは、「人間は人間を
征服できない、つまり家来に
することができない」それが
民主主義の発祥の思想だと
考えている。
出典:如是我聞


いつから日本の人が
こんなにあさましくて、
嘘つきになったのでしょう。
出典:冬の花火


僕には若い敏感なアンテナが
ある。このアンテナは信頼
できる。一国の憂鬱、危機、
すぐにこのアンテナは、
ぴりりと感ずる。理屈はない
んだ。勘だけなんだ。
出典:パンドラの匣


真の思想は、叡智よりも
勇気を必要とするものです。
出典:トカトントン


文明というものは、生活様式
をハイカラにすることでは
ありません。常に眼がさめて
いる事が、文明の本質です。
偽善を勘で見抜くことです。
この見抜く力を持っている人
のことを教養人と呼ぶのでは
ないでしょうか。
出典:惜別


私は、
この世の中に生きている。
しかし、それは、私のほんの
一部分でしかないのだ。
同様に、君も、またあの人も、
その大部分を、他のひとには
全然わからぬところで生きて
いるに違いないのだ。
出典:フォスフォレッセンス

人間なんて、
そんなにたくさん、
あれもこれもできるものじゃ
ないのだ。
しのんで、しのんで、
つつましくやってさえ行けば
渡る世間に鬼はない。
出典:火の鳥


いまの世の人、
やさしき一語に飢えて居る。
ことにも異性の優しき一語に
出典:創生記

→ 太宰名言1太宰名言2太宰名言3太宰名言4

Return Top