減らして生きる(曽野綾子名言集)

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減らして生きる

 

生きている間に、
ものを減らさなければ
ならない、と私は思う。

出典「狸の幸福」


 

人間は長寿になればなるほど
理性的に食料を適切に減らし
ていくことを覚えなければ
ならないのである。

出典「七歳のパイロット」


 

私は充分に強欲で物質的なの
だが、自分に必要で適切な量
だけ、適正にあることが最も
美しく見えるようになった
のである。

出典「社長の顔が見たい」


 

老齢になったら、自然に身を
引かなければならない。
それとなく、皆様のお目に
触れる機会を少なくしていく
のが、死の準備として必要と
思う。

出典「狸の幸福」


 

物忘れも、足腰の不自由さも
すべて自然そのものである。
堂々と忘れ、堂々と不自由に
振る舞えばいいのである。

出典「完本 戒老録」

 

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たくさん与えられていながら
不平ばかり言っている人も
いるが、私はこんなに与えら
れているのだから、常にせめ
て何かを諦め捨てていなけれ
ばならない、と自分に言い聞
かせていたくらいだった。

出典「中年以後」


 

死を受容するには、年老いる
ことや病み惚けることが必要
なのだ。
生きることがかったるくなり
生きていても半分眠っている
ような状態になる。その過程
が大切だ。
「幽明界を異にする」という
が、幽明界のぼやける境地が
死のためにはいいのである。

出典「至福の境地」


 

しかし「適当」ということは
一種の至芸である。
なかなか思い通りにならない
のだが、それも人生と思う
ことができるようになった。

出典「社長の顔が見たい」


 

若かろうと、年取っていよう
と死は必ずやってくる。
その前に自分が生きている間
に得たものを始末していくこ
とは、「帳尻を合わせる」
ことである。

出典「晩年の美学を求めて」


 

一生は間違いで良かった
のだ。
私も間違い相手も間違った。
お互いに、これで許しあう
ことにしたらどうだろう。

出典「あとは野となれ」


 

長い生涯を振り返ってみて、
私は幸福な人というと誰の
ことを思い出すだろう、と
思うのである。
どこのうちにも不幸はあり、
誰も重荷を背負っている。
それのない人などない。

出典「悲しくて明るい場所」


 

やはり年をとって体の衰え
を感じる頃から、勤勉とか
向上心とかに対する一種の
「おかしさ」も
「おろかしさ」も
わかってくるのである。

出典「中年以後」

 

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老年にはすることがないので
はない。
そういう執着や俗念と闘って
人間の運命を静かに受容する
ことは、理性とも勇気とも
密接な関係にある行為である
はずだ。

出典「安逸と危険の魅力」


 

老年は単にものを捨てるだけ
でなく、一つ一つ、できない
ことを諦め、捨てていく時代
だ。しかし諦めとか決別とか
禁欲とかいう行為は、人間に
とって素晴らしく高度な精神
の課題である。

出典「安逸と危険の魅力」


 

人間がいつまでも生き続ける
ように見える世界だけを対象
にしていると、私たちは判断
をあやまり、大して重要でも
ないものにがんじがらめにな
る。
しかし死の観念と共に生きて
いると、多少とも選択を誤ら
なくて済む。自分にとって
本当に要るものだけを選ぶ
ようになる。

出典「悲しくて明るい場所」

ひとりで生きる
人生の後半を生きる
別離を生きる
定年後を生きる
病気と生きる
老いながら生きる
晩年を生きる
運命を生きる

⇒曽野綾子名言集を読む

 

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