安倍能成（あべよししげ）
出典『学生に対する一般的助言』

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【意味】

社会生活を送る上で自分の居場所を
探っている若者に対して、自分と
他者との関わりを説いたもの。

ひとりはみんなのために、みんなは
ひとりのためにいる。

自分の存在意義が感じられる
だろう。

【感想】

この命は自分一人だけのもの
じゃない。

そう思えることでどれだけの困難を
乗り切れることかと思う。

人は自分だけのためには土壇場で
頑張りがきかないものだけれど、
誰かを守るためなら火事場の馬鹿力
も出てくる。

この名言を読んだときにふと、

一瞬は永遠、永遠は一瞬という
言葉が浮かんだ。

誰か一人を観察したとき、その人が
悲しんでいるように見えたら、それは
必ずしも自分のことで悩んでいるとは
限らない。

誰か一人を観察したとき、その人が
幸せそうにしていたら、それも必ず
しも自分のことだとは限らない。

その人と繋がっている「誰か」の
悲しみを憂いていたり、幸せを知って
喜んでいるのかもしれない。

人とは、そういうものである。

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