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安倍能成の名言(苦難を乗り越える)

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安倍能成の名言(苦難を乗り越える)

現実に触れよとは切実な経験
をせよということである。

安倍能成(あべよししげ)
出典『人生に触れざる感』

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【意味】

人間は苦労してこそものの
本質が分かる。

単に他人ごととして見ている
だけでは何もわからない。

自分から苦労を背負うぐらい
の意気込みが必要。

【感想】

苦労をあえて背負う必要があるか
ないかは別として、苦労してきた
人と話をするほうが時間が濃密で
充実していると感じる。

誰かの噂話や自分が身につけて
いるものにしか興味のない人と
はカフェでお茶を飲むぐらいは
いいだろうけれど、大事な話は
とてもできないと諦める。

明るく楽しいということは暗く
陰気なよりはもちろん人として
大事にしたい側面ではある。

けれども、それほどお気楽に
いられるほど楽しいことばかり
かというと世の中そんなに甘い
ものじゃない。

苦労人は明るく元気であること
が少なかったとしても、大事な
局面で貴重な話をしてくれる。

無理やり明るく元気な人といて
も解決つかなかったことが、
苦労人の語る「大丈夫、きっと
乗り越えられるよ」という一言で
救われ明るい気分になる。

明るい人といて問題解決できず
に悩み続けるぐらいなら、一見
して暗い印象の人であっても
その人の体験から悩みが解決で
き、前向きになるほうがよほど
人生には重要であるともいえる。

できれば苦労を無理に背負う必要
はない。

けれども背負った苦労は、誰かを
救うこともある。

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